神棚を感謝と敬う気持ちでまつる

神様への感謝と敬う気持ちが大切

自然現象としての朝焼けと神様を身近に感じる

 

昔の方々は、神様をまつる際、何か形式的なものがあったわけではなく、「日常生活や自然現象、災害、疫病」などの経験から、人間よりも目上の存在として、神様を感じ、知ってきたのだと思います。

 

地域によっては「太陽や山や海、大きな岩、大きな木」などの自然を、また生活の中では「水をくむ場所、煮炊きをする場所」などに、神様がいらっしゃると感じてきたのだと思います。それにともない「神様に守られている」、「神様のばちが当たった」などの感覚が培われていったのだと思います。そのため、これらの感覚は、世界共通のものだと思われます。

 

そして、神様がいらっしゃる場所の目印として、日本の場合「ほこらやおやしろ、しめ縄」などを設け、家庭内では「正月に鏡餅を置く」などの形式が出来上がってきたのだと思います。

 

ですので、神様の存在を身近に感じ、感謝と敬う気持ちがあれば、何かの形式に強くこだわる必要はないと思います。

 

とはいっても私自身、神棚をまつることで、思いも深まりますし、気持ちも引き締まります。このホームページでは、一つの形式の例として「私の神棚のまつり方」を紹介させて頂きます。

 

ローソクに火を灯し、まつった神棚と周囲のカーテンや棚

 

自宅に神棚を設ける場合は、自分の家の守護神しゅごしん(家内の守護神しゅごじん荒神こうじん様、水神すいじん様など)や多くの神々様をおまつりするという気持ちで臨みます。

 

日常の管理をどうすればよいか、お供えをどうすればよいかなど、ある程度の形式はありますが、どうすればよいか迷った際には、「神様は目上の存在である」という気持ちで、失礼のないように対応されるとよいと思います。

 

次は「神棚をまつる場所」です

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