神棚を感謝と敬う気持ちでまつる

神社・仏閣への訪れ方は?

「自分よりもずっと目上の神様」のもとに伺うという気持ちが大切です。
そして「お願いごと(お礼)をするとき」と「旅行や遊びなどで観光させて頂くとき」を分けて考えると理解しやすいと思います。

 

【神社にお願いごと(お礼)に伺うとき】
○○総鎮守、○○鎮守、鎮守○○とうたっている神社に伺うのが良いと思います。

 

神様は目上の存在です。身近な方でいうなら、学校でしたら校長先生や学長先生、職場でしたら社長や会長など、自分が所属しているコミュニティーの長以上の存在と考えるとわかりやすいと思います。

 

ずっと目上の方に何かお願いに伺う際は、遊び半分な気持ちやとてもラフな格好では伺わないと思います。事前に流れや言葉を考え、あらたまり、失礼のないよう礼儀正しく伺うと思います。

 

お願いごとをする場合は、自宅から直接神社に伺い、直接自宅に帰宅するようにします。行きも帰りも、買い物や観光のために他の場所に立ち寄るなどはするべきではないと思います(用を足す・食事をするなど、生きる上で必要な立ち寄りは許容されると思います)。旅先でしたら、ホテルを自宅と見立てて神社に伺うと良いと思います。その神社や参道などで観光をされたい場合は、一度ホテルに戻ったあと再度、観光目的として出かけられるとよいと思います。

 

また、お願いごとをした場合、叶う叶わないに関わらず、その場でお礼を述べておくよう心がけます。叶う叶わないに関わらず、神様はお願いごとをされた場合、叶えるべきか検討されますので、手を煩わせたことになるからです。

 

当然、叶う叶わないに関わらず、その事柄の節目となった場合は、お礼参りをする必要があります。お願いごとが叶わなかった場合、いろいろなバランスを考えての判断であったり、叶わないほうが将来的にその方のためになる場合もあると思います。

 

また、日本では習慣として小銭のお賽銭を奉納しますが、目上の方にお願いするのに小銭のお礼というのは失礼ではと感じています。「お手間をとらせたこと」や「ありがたく叶ったとき」など、お金でその気持ちを表したい場合は、個々の経済力に見合ったそれ相応のお礼をすることが大切だと思います。

 

また、つい気軽に行なってしまいますが、おみくじを木などに結ぶ行為もお願いに当たるので気を付ける必要があります。

 

神様にお願いをするということは、一般的に考えられているよりもずっと重いことだと感じておくことがとても大切です。

 

【神社に観光目的で伺うとき】
お願いごとほど重い行為ではありませんが、目上の神様のもとに伺うという気持ちはしっかりと持っておく必要があります。

 

敷地に足を踏み入れる際には「観光で立ち寄らせて頂きました。見学させて頂きます。」と述べ、帰り際にはお礼を述べる必要があります。社殿やお社の前で述べさせて頂いても良いと思います。

 

また、お賽銭は高額である必要はありませんが、ありがたく見学をさせて頂いたことに見合う額を奉納すると良いと思います。博物館や資料館を目安にしたり、その神社を管理維持することに協力させて頂くという気持ちを持つと良いと思います。習慣的に行われている数十円というのは失礼にあたるのではと感じています。

 

また、放り投げるようにすることも私はあまり好きではなく、感謝の気持ちを込めてそっと奉納箱(賽銭箱)に入れさせて頂いています。

 

お願いと違い、途中の買い物や他の場所に立ち寄ることが失礼には当たりませんが、節度を持った行動を心がける必要があります。

 

【仏閣などに関して】
私は、仏閣、教会、モスクなどにもそこを拠点にされていたり、管理されている神様がいらっしゃると考えています。ですので、神社と同じように訪れるようにしています。

 

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