「棚置き式神棚」紹介①
知人のHさんの神棚を紹介させて頂きます。
先代であるお父様とお母様から引き継がれたお社だそうで、写真のように床の間にまつられるようになって40年程度とのことです。
心がけられている点としては、日々のごあいさつという気持ちで、毎朝お水とお米を取り換えられ、神様のお名前を唱えられているそうです。
また、注意点として先代から引き継いだ場合、先代が習慣として行っていた管理方法が神様に失礼に当たることもあるそうで、自分で一つ一つ確認する必要があるとのことでした。
お花は、よいお花が手に入った際にお供えという気持ちで添えられているそうです。
「棚置き式神棚」紹介②
知人のTさんの神棚を紹介させて頂きます。
ご自宅を建て替えられる際に、神棚と収納棚を大工さんに作製して頂いたそうです。
特に神棚は、棟梁自ら心を込めて作製してくださったと、喜ばれてお話しされていました。
普段、神様のお名前をお唱えする際にローソクやお線香を建てられるそうですが、その際の煙の排気のために、換気扇を設置されたそうです(写真左上)。換気扇はもう少し出力がある方がよかったかもとのことでした。
また、汚れ防止と防火の目的で、線香建てとローソク建てを金属製の受け皿に乗せられています。収納棚には、お線香やローソク、半紙などの関連物品や書籍などを収納されているそうです。
お水、お米、榊のお水は毎日取り換えられています。
1日と15日に神棚全体のお掃除とお塩・お神酒の取り換えをされているそうですが、御札はティッシュで乾拭き後、ご自身の全身を祓われ、お社と神棚は神棚用タオルで水拭きし、神具などはティッシュで乾拭きされているそうです。
お掃除の前には「今から神棚の掃除をします。」とお断りし、終わられたら神棚全体に切り火をし「掃除が終わりました。今後ともお願いします。」と述べられているそうです。
次は「壁・天井固定式神棚」です